では、「モンサンミッシェルの湾を歩きましょう。」ツアー、どろどろ編です。
タラソテラピーをご存知でしょうか。
ギリシャ語で海を「タラッサ」と言うそうで、フランス語の治療という意味の「テラピー」とを合わせた造語だそうです。海水療法と訳されています。
海水の成分と人の血液の成分が非常に似ていること(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、塩素等)から、海水の成分を使って治療する実験をしたのが、フランス人の科学者、ルネ カントンです。
タラソテラピーの発祥地はブルターニュ地方のサンマロ(Saint Malo)です。モンサンミッシェルから車で1時間くらいの距離にあります。トンブレーヌ島の横を通ってという記事に貼り付けましたグーグルマップを見て頂くと、海岸沿いに地図を左側に進ませ牡蠣で有名なカンカル(Cancale)という町を回り込み、少し進んだところにあるのがサンマロです。(海岸沿いを通ると車では1時間15分くらいです。)
サンマロには医療スタッフがいる治療センターが十数か所あり、海水や海草の成分を使って体の自然なバランスを取り戻す治療が行われています。
さて前置きが長くなりましたが、このツアーで川渡りよりも大変だったのが、泥の中を歩くことでした。
粘土に水をいっぱい入れてヌルヌルにした様な状態で、一足ごとに半端無く滑るのでした。
「下を向いて歩かないで~!」というガイドさんの声に混じり、あちこちで悲鳴が聞こえ、こけて手も泥につっこんでしまった人が何人もいました。
私はと言えば、ちょっとこつをつかんだので、そろりそろりと歩くFちゃんとIちゃんの横をカメラ片手に颯爽と通りぬけました。
後ろでFちゃんとIちゃんが、「見て、あの子ったら足に水かきがついているのよ。」と私に聞こえるように言って笑っていました。
「帰りもあるんだから、はしゃいじゃだめよ。おんぶしてあげないわよ~。」と言われながら、時にはIちゃんの手をとってあげて進みました。
Fちゃんは、「ほら、これこそがタラソテラピーよね~。こんなのに高いお金払っている人がいるっていうのに、私達はただよ。ただ。」と、とても前向きな発言をしていました。
びちょびちょに濡れたズボンに泥をまぶし、びちょびちょとどろどろを繰り返し、私達は折り返し地点のモンサンミッシェルに到着しました。
「45分後に出発します。」と、ガイドさんがトイレ休憩を告げました。
ちょっと待った~!!目の前がこんな光景なんですけれど。。。
モンサンミッシェルの下は皆が歩くので超最難関のぬかぬか道になっていました。
この道を抜けるのに往復15分間かかるでしょうし、足を洗って靴を履き、モンサンミッシェル内の混雑した坂道を昇り、トイレに並ぶ???しかもこんな格好で???
ということで、トイレはあきらめて、FちゃんとIちゃんとFちゃんのお姉さん夫婦と一緒に座ることもできず、泥の中に立ち尽くし、45分間ずっと目の前を滑る人たちを見物して過ごしました。
帰りは特に点呼が行われることなく、皆が歩き出したので再びジュネ町を目指して歩き始めました。
ただ(無料)のタラソテラピーを受けて足だけつるつるになった私達は、「また来年来ようね。」と挨拶を交し合って帰路につきました。
長らく書きましたが、次回の「潟を歩く(完結編)もしくは(おまけ編)」で終わりとしますね。
モンサンミッシェルの中の写真を期待されていた方、ごめんなさ~い。
人気ブログランキングへおまけ編も待っているよ~っとトンボの上をクリックして下さいね。
タラソテラピーをご存知でしょうか。
ギリシャ語で海を「タラッサ」と言うそうで、フランス語の治療という意味の「テラピー」とを合わせた造語だそうです。海水療法と訳されています。
海水の成分と人の血液の成分が非常に似ていること(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、塩素等)から、海水の成分を使って治療する実験をしたのが、フランス人の科学者、ルネ カントンです。
タラソテラピーの発祥地はブルターニュ地方のサンマロ(Saint Malo)です。モンサンミッシェルから車で1時間くらいの距離にあります。トンブレーヌ島の横を通ってという記事に貼り付けましたグーグルマップを見て頂くと、海岸沿いに地図を左側に進ませ牡蠣で有名なカンカル(Cancale)という町を回り込み、少し進んだところにあるのがサンマロです。(海岸沿いを通ると車では1時間15分くらいです。)
サンマロには医療スタッフがいる治療センターが十数か所あり、海水や海草の成分を使って体の自然なバランスを取り戻す治療が行われています。
さて前置きが長くなりましたが、このツアーで川渡りよりも大変だったのが、泥の中を歩くことでした。
粘土に水をいっぱい入れてヌルヌルにした様な状態で、一足ごとに半端無く滑るのでした。
「下を向いて歩かないで~!」というガイドさんの声に混じり、あちこちで悲鳴が聞こえ、こけて手も泥につっこんでしまった人が何人もいました。
私はと言えば、ちょっとこつをつかんだので、そろりそろりと歩くFちゃんとIちゃんの横をカメラ片手に颯爽と通りぬけました。
後ろでFちゃんとIちゃんが、「見て、あの子ったら足に水かきがついているのよ。」と私に聞こえるように言って笑っていました。
「帰りもあるんだから、はしゃいじゃだめよ。おんぶしてあげないわよ~。」と言われながら、時にはIちゃんの手をとってあげて進みました。
Fちゃんは、「ほら、これこそがタラソテラピーよね~。こんなのに高いお金払っている人がいるっていうのに、私達はただよ。ただ。」と、とても前向きな発言をしていました。
びちょびちょに濡れたズボンに泥をまぶし、びちょびちょとどろどろを繰り返し、私達は折り返し地点のモンサンミッシェルに到着しました。
「45分後に出発します。」と、ガイドさんがトイレ休憩を告げました。
ちょっと待った~!!目の前がこんな光景なんですけれど。。。
モンサンミッシェルの下は皆が歩くので超最難関のぬかぬか道になっていました。
この道を抜けるのに往復15分間かかるでしょうし、足を洗って靴を履き、モンサンミッシェル内の混雑した坂道を昇り、トイレに並ぶ???しかもこんな格好で???
ということで、トイレはあきらめて、FちゃんとIちゃんとFちゃんのお姉さん夫婦と一緒に座ることもできず、泥の中に立ち尽くし、45分間ずっと目の前を滑る人たちを見物して過ごしました。
帰りは特に点呼が行われることなく、皆が歩き出したので再びジュネ町を目指して歩き始めました。
ただ(無料)のタラソテラピーを受けて足だけつるつるになった私達は、「また来年来ようね。」と挨拶を交し合って帰路につきました。
長らく書きましたが、次回の「潟を歩く(完結編)もしくは(おまけ編)」で終わりとしますね。
モンサンミッシェルの中の写真を期待されていた方、ごめんなさ~い。
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