★パリオリンピック・パラリンピックの制限地区について
4月8日(月)ル・パリジャン紙のインタビューでダルマナン内相はオリンピック競技大会(7月26日~8月11日)とパラリンピック競技大会(8月28日~9月8日)の開催一週間前及び開催中の安全対策、
特にセーヌ川で行う開会式の安全対策について詳しく述べました。

開会式の一週間前に「SILT・シルト」と呼ばれる制限地区が設定されセキュリティ境界線が敷かれます。従って首都の特定制限地区では移動する為のQRコードが必要になります。

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居住者・招待者・就労者・消費者は5月10日(金)から始まるオンラインプラットフォームに事前に登録する必要があり、通行の度に身分証明書と共にQRコードを提示する義務があり、数万人が影響を受けるとのことです。

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テロの脅威に晒され国として最大警戒レベル(テロの逼迫)の現在、危険人物をセキュリティ境界内にアクセスできないようにすることが大事であるとのことです。

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★ストの権利について
オリンピック開催に対してフランスで懸念されているのは警備問題だけではなくオリンピック期間中の交通機関のストライキです。

4月9日(火)上院ではオリンピック開幕3か月を前にして「学校の休日や祝日に交通機関でストライキする権利は制限されるべきか」という議題についての審議が始まりました。

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上院議員のリーダーであるエルベ・マルセイユ(Hervé Marseille・民主独立連合・69歳)氏は「過剰かつ繰り返されるストライキに直面して我々は警鐘を鳴らさなければならない」と話します。

この法案は休暇中の出発を妨害したSNCF(フランス国鉄)のストライキで少なくとも15万人の旅行者が足止めされた2月に提案されました。

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例えば「6時半~9時半・17時~20時の間のストライキを避ける」「1年の間にストライキを30日間行わない期間を作る」「連続してのストライキは7日間とする」などです。

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「私達はストライキの権利という基本的権利に非常に愛着を持っています。それが今日誤用されています。ストライキの権利に疑問を呈している人はいません。ストライキの権利の悪用が存在するのです」とのことです(そうだ!)。

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これを「ストライキ権に対する意図的な攻撃」と取る左派との間に議論が白熱することが予想されます。


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忘れる前に書いておきます。4月10日(水)日本時間の14時から17時の間ライブドアブログさんのメインテナンスが行われます。この間ブログの閲覧は可能ですがコメントは残せません。コメントを下さる皆様方、この時間を避けてお願いいたします_(._.)_。オリンピックですけれど、結局パリに住んでいても蚊帳の外という状態になりませんか?まぁ、事前申請してQRコードを入手すればいいのですけれど。住民の方、その地区でお仕事をされる方、毎日大変そうです。ところで上院で審議されるストライキの件について私は大いに賛成でございます。最近は子供達のバカンスの度にストライキが決行される有様です。組合はプレアビという事前に「ストライキをします」という申請をしているのだから何の問題があるのかと言う事なんですけれど、やり過ぎですわ。旦那は「オリンピックにストがあるのを楽しみにしているのに」なんて言っております(これこれ)。これは航空業界は関係ないそうです。いやー、それでいいの?そして騒ぎ出すのはやっぱり左派。この法案が火に油を注ぐようなことにならなければ良いのですけれど?

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