私がこちらに着いた時から目にしていた若い黒猫は、毛がまっ茶色になっており明らかに栄養が足りてないのが見てとれました。

徒歩で15分程の家で飼われているとのことでしたが、生活保護を受けておられる高齢の男性が多頭飼い(9匹)しており、周囲の人が保護猫団体に介入を頼んだけれど断られたと聞きました。

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そこから他の強いオス猫に追い出される形で黒猫君は両親の家周辺に現れる様になりました。

私はフランスの家に黒猫が2匹いるので冷たく出来ず、息子の命のこともあり、母に頼んでご飯をあげ始めました。

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母は「高齢だから責任が取れない」と言いましたが、「今、生きていく事が出来ない命だから助けよう。その後の事はまたその時に考えるから」と話しました。

私はこの時に既に(去勢手術をしよう)と企んでおり、するなら母が京都に行っている時だと思いました(母はオス猫を去勢すると弱くなって他のオス猫に喧嘩で負けると思っている)。

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田舎まちでは週に一度3時間だけ都会(?)から獣医さんが診療所に来ます。その日が昨日でした。

予約無しの診察で去勢手術もその場で直ぐにされます。

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私は筋がね入りの方向音痴なのに携帯電話を家に忘れてしまい、雨が降り始めた町中を30分程グルグルと周回したあと(叔母ちゃんの家に寄って道を聞こう!)と急遽町中に住む父方の叔母宅に寄りました。

生憎叔母は不在でしたが叔父がタブレットで調べて地図を書いてくれ、私は無事に動物病院に到着しました(あちこちに迷惑をかけたおす私😁)。

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後で叔母に電話したところ「危ないとこやったわ。お父さん毎日4時半にはお風呂入るし(私が行ったのは4時20分)、おらんとこやったわ」と言ったので「ほんま、危ないとこやったね。お風呂場まで探しに行くとこやったわ」と言うと笑いました。

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黒猫君を探しに行くとまだ麻酔が効いてぐったり寝ており、こんな状態の猫を見るのが初めてだったので「1〜2時間で目が醒める」と言われた時間が過ぎてからは心配でネットで「猫 麻酔 覚めない」と検索して更に不安になりました。

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黒猫君のキャリーを私のベッドサイドに置き私はみーこちゃんを抱いて喋りながら寝ていたので、みーこの声を聞きながら彼は怖くは無かったと思います。

結局彼が目を完全に覚ましたのは明けがたの4時半でした。

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父には出がけの3分前に報告し驚かせました😅。

黒猫君にとっては有難く無い事だったと思いますが、少しでも彼が生きやすい様にと願います。母が続けてご飯をあげてくれます。

他にもご飯を貰えるところがあるようで地域猫みたいに見守ってくれたらなと思います。

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家からその町まで山道を25分ほど走るのですが凄く大人しくて車の中でも殆ど鳴きませんでした。朝もキャリーの中でパニックになることなく鳴いて知らせてくれました。さて母が帰って来ます。しばらく更新が途切れます🤣

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