雪の旅立ちに沢山の暖かなコメント、物凄い数の拍手、励ましのポチポチありがとうございました。コメントを頂くたびに涙して何度も最初から読み直してまた涙しております。

今日は朝から太陽が射しとても暖かな日でフカフカベッドに眠る雪に「いいお天気だよ。さぁ、お散歩しようか」と声をかけてはまたスイッチが入ったように泣いてしまいます。今日の午後お庭に埋めます。

花 2

3日と4日の夜は眠る前に雪をお腹の上にのせて思い出話をしました。私の呼吸に合わせてお腹が上下するとまるで雪が生きているように見えました。違うのは体が恐ろしいほどに冷たいことだけです。

剥製でもいいからそばにいて欲しいと思い、きっと雪は「ママ、それはやめてね」と言っているだろうなと思いました。

花 3

夜は2日続けていつものようにベッドで一緒に寝ました。雪と一緒に寝るようになってからずっと体の一部を触って位置確認していたように首からお腹にかけての柔らかな毛に触りながら眠りました。

花 4

「泣きスイッチ」はどこにでも潜んでいて困ります。

4日の朝、私が一番にしたことは獣医さんへの連絡でした。9日の予約を取り消して他の子達に場所を空けてあげないといけません。電話に出た受付の女性(新しい人)に普通を装って名前を語り「9日14時45分の予約の取り消しをお願いします」と言いました。

花 5

ところが彼女が「わかりました。では次をいつになさいますか?」と言った途端(もう次がないんだ)と胸が詰まり「死んだんです」という声は嗚咽と共に出てきました。

受付の女性は「ごめんなさい。注意が足らなくてごめんなさい」と謝ってくれて「ゲニュー先生に伝えますね」と言ってくれました。

花 6

また昨日は一週間の食料品の買い物をしなくてはいけなくて、夕方にスーパーに行きました。雪にお花を買おうと私の好きなチューリップを手にしましたがスーパーを出た後(もう少しお花を足そう)と町の花屋に行きました。

お花屋さんで小さな花束を作ってもらうのを待っていたところ、「贈り物ですか?包装はどうなさいますか?」と聞かれ、「要りません。うちの死んだ猫の為なので」と言った瞬間また涙腺が崩壊してしまいました。

花 7

お花屋さんは「あっ」と言い、むき出しの花を渡しながら「この花が今日のあなたの一日の終わりを少しでも明るく照らしてくれますように」と言いました。

その時私は(あぁ、死者にお花を手向けるのは自分の為でもあるんだな)と思いました。

花 8

雪の体に触れられなくなるのは想像以上に辛くて、まだ抱っこして沢山のキスを送りたいけれどそろそろ解放してあげなくてはいけません。

でないと雪ちゃんが安心してお空に旅立てませんね。最後にもう一度雪ちゃんの出会いのお話を添付させてくださいね(こちらの記事↓)。



迷子になった時、スミヤノフという管理人さんが飼っていた猫ちゃんと間違われてうちのアパートの玄関ホールに入れてもらえた幸運な子でした。

花 1

似ています?スミヤノフも年齢的にもう虹の橋に行っているかもしれませんね。再会しているかな?皆様方と過ごされた猫ちゃんワンちゃんとも会えていますように。


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4日の午前中家に来た息子に「雪、死んじゃったよ」と言うと「うん」と言い、「顔を見てあげてね」と言うと「うん」と言いました。でも用事があって一緒に息子の部屋に入ったところ、息子は雪を見ないように背中を向けてカニ歩きして(用事がある)クローゼットの扉の前に移動しました。彼にとって雪とのお別れは終わっているのでしょう。今はもう魂も離れているのですし私も早く肉体にさようならを言わないといけません。皆様本当にありがとうございました。私は大丈夫です。でもまだコメントに返信が出来ません。申し訳ございません。

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