★洞窟探検の兄弟が迷子で10時間に発見
7月22日(金)フランス南西部ドルドーニュ県ルフィニャック・ド・シグレ(Rouffignac de Sigoulès)の私有地にあるフォンタンギイェール(Fontanguillère)洞窟を探検していた兄弟が家に戻らないと父親から通報がありました。

午後に出かけた兄弟(18歳と12歳)の帰りが遅いことを心配した父親が
家から数キロ離れた洞窟に行くと入り口に乗り物が置いてあるのを見つけ警察に通報しました。

うちのこ 1

洞窟専門家とポンピエ(消防士・救急救命士)12名が長さ4キロの洞窟に入り、5時間後(兄弟が洞窟に入ってから10時間後)真夜中に入り口から3キロの地点で彼らを見つけることが出来ました。

うちのこ 2

兄弟は出口に戻ろうとして方向感覚を失い洞窟の底に降りてしまっていました。12歳の男の子はビーチサンダルを履きお腹まで水に浸かり、飲まず食わずで12時間経過していた為低体温症になっていましたが、18歳の兄が抱きしめて温めていたそうです。

2人とも病院に搬送されましたが怪我も無く無事だということです。

うちのこ 3

★ジロンド県の山火事が鎮火
11日間燃え続けたジロンド県の山火事がやっと鎮火しました。パリの面積の2倍にあたる20,800haを焼失、36,000人の避難民のうち19,000人に帰宅許可がおりました。

うちのこ 4

炎の高さは100メートル(
建物の25階に相当まで上がり、動員されたポンピエ(消防士・救急救命士)は1,800人、その内の20%が女性だったということです。

うちのこ 5

★政府のガソリン援助
政府のガソリン援助額が発表されました。
・9月1日~10月31日まで1リットル当たり30サンチーム(39円)の援助
・11月1日~12月31日まで1リットル当たり10サンチーム(13円)の援助

うちのこ 6

★RTT(労働時間短縮)の買い取り?
フランスには有給休暇(約5週間)の他に
RTT(労働時間短縮)の休みがあります。2000年「週35時間法」が施行されましたが以前の「週39時間」のまま勤務体制を敷いている会社はその差額時間を「RTTの休み(約3週間)」として従業員に与えています。

39時間を超えて働いた分は「残業代」として支払われますがRTTは時間消化となります。

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国民議会は今後RTTを会社が買い取り、日数を現金化することを可能にすることを検討しています。従業員はRTTの買い取り額に税金がかからず、雇用主は企業拠出金を払わずそれが可能になります。

うちのこ 8

但し上限は年間7,500ユーロ(97万5千円)以内です。政府はこの予算の為に更なるタバコの増税を考えているそうです。


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洞窟私有地にあるんですよ。有刺鉄線もしてあるし立ち入り禁止看板もあるんですが、町の人達はこの土地を勝手に散策するそうです。今までも子供達が探検に入っていたそうです。お兄ちゃん、18歳にもなってルール破りは駄目でしょう。ビーチサンダルを履いて入れる洞窟でも無かったですよ。助かって本当に良かったです。政府のガソリン援助30サンチーム援助と喜ばせて2ヶ月だけ~って( ;∀;)。ジロンド県の山火事、やっと鎮火です。家に戻られて家が無かった人の映像に心が痛みました。放火犯は一旦釈放されています。証拠を見つけるのは難しいのかなぁ。女性消防士さん達カッコイイですよ(*´∀`*)。

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