広大な畑に種が蒔かれると鳥達が一斉にやってきます。

カラスの黒い群れが畑を覆います。
隣のおじいさんが「すごい数のカラスだね。」とおっしゃったので「カラスも生きていかなくっちゃいけないですもんねぇ。」と答えると笑っておられました。
農家の人たちは、勿論そんな悠長なことを言ってはいられないので、音で追い払う為に銃砲音を流しています。

夕方には「ギャアー、ギャアー。」と独特な声で集団で鳴いています。
”か~ら~す♪なぜ鳴くの♪からすは山に可愛い七つの子があるからよ♪”という野口雨情さん作詞の童謡がありますが、黒い大きなカラスに集団で鳴かれると人は不安な気持ちになるから、子供達を安心させるためにあの歌を作られたのでしょうか。でも、「可愛い、可愛い、」と鳴いてるようにはなかなか聞こえません。。。

どうやら「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる~。」という串田アキラさんが歌われていた随分昔のロッテのCMソングの方が目の前の光景にはしっくりくるようでした。
私、無知をさらすようですが、この歌が「権兵衛の種まき」という民謡からきていて、その民謡の元が「種まき権兵衛」という三重県の民話だということ、あまつさえ、それがことわざになっているとはウイキペディアを開くまで知らなかったのでした。

さて、あれだけ毎日、一日中、カラスが食事にやってきたにもかかわらず、家の前の畑のとうもろこしは背丈が30cm程になりました。

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私、とうもろこしが大好きなのですが、残念ながら、このとうもろこしは飼料用だそうです。
飼料用じゃなければ、わたしがカラスになるところでした( ̄ー ̄)ニヤリッ


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