オペラ通りにメトロの地下駅から地上階に出るエレベーターがあります。

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地下から上がってくると透明なガラス張りの中に到着します。

私が勤務していた仕事先は昔その近辺にあり、ある時、少し年配の上司からオフィスに「今ね、エレベーターが故障しちゃってね、エレベーターの中にいるんだ。そういうことでちょっとオフィスに戻るのが遅れます」という
電話がありました。

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「わかりました」と返事をして、その事は皆忘れていた頃(薄情?)、外回りの営業の女の子がオフィスに笑いながら帰ってきました。

「オペラ通り歩いていたらさ、〇〇さんがエレベーターのガラスの中に入ってたの~!超目立っててさ、『何してるんですか~』って電話しちゃったよ」と言いました。

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「え~、そこのエレベーターだったんだ~!」と盛り上がり、いつも姿勢正しく身なりもきちんとされて上品な上司がガラスの檻の中でどう過ごされているのか興味があった私達は「心配」と称して交互に様子を見に行き笑わせて頂きました(酷い部下たち。でも愛はあったのよ)。

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この様にエレベーターの故障はどこにでもあり、外回りからの「今エレベーターに閉じ込められています」という連絡はそんなに珍しいことではありませんでした。

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そんなことがあった数か月後、私はパリにお住いの日本人のお客様を訪問しました。そこのエレベーターは後付けされたもので2人乗りの鳥かごの様な物でした。

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皆様もフランス映画でご覧になられたことがあると思いますが、鉄の檻の中を鳥かごが移動する感じです。その時もお客様宅を出て自分で外扉を開け内扉を開け入りボタンを押しました。

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ところが、まだお客様がドアを閉めておられる時にエレベーターは少し進んだところでガクンと停止してしまいました。

お客様に気を遣わせてはいけないので「私、大丈夫ですので中にお入りください!」と言うと、(少し暗めの若者の)彼は素直にドアを閉めました(えっ?)。

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非常ボタンを押して救出を待ちましたが、その間、檻の中にいる私は住民から丸見えで(捕らわれのお姫様?)、降りるのに階段の使用を余儀なくされた住民から冷たい目を向けられました。

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そして救出の人が来てくれたのですが、管理人さんがいないアパートでしたので階下に出くわした住民に「エレベーターに閉じ込められているって連絡を受けたんですが.....」と話しているのが聞こえました。

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エレベーターは通路の奥まったところにあり、そこからは見えず、その人が「私は知りません」と言うのが聞こえた時、ここで帰られては不味いと階上の鳥かごから「ここでーす!ここにいまーす!」と叫びました。

到着した係員のお兄ちゃんは「そこ(鳥かご)
から手を伸ばして外側にあるボタンを押して下さい」と言いました。それが何のボタンだったか、なぜ閉じ込められた私側にしかアクセスが無かったのか忘れましたが、手が長い私のお陰で(?)無事ボタンが押せて脱出に成功しました。

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最後までお客様は出てきてくれませんでしたが、もし家族連れで交互に誰かが見に来たら恥ずかしかったのでそれで良かったです。

人気ブログランキングへクジラの上をクリックして応援して下さればとっても嬉しいです♪さぁ、これでもうあなたはフランスのエレベーターに乗れませんね( ̄ー ̄)ニヤリ。透明なエレベーターがいいですか?鳥かご式がお好みですか?(* ̄▽ ̄)フフフッ♪