皆さんはエレベーターに閉じ込められたことはありますか?

私達がパリ郊外に住んでいた時、16階建てのレジダンスに住んでおりました。大きなエレベーターが2基ありましたが、非常によく故障しましたので7階(日本で言うところの8階)まで階段で上がることも多かったです。

BlogPaint

原因のほとんどが引越しによるものでした(またフランス人はよく引っ越すんですよ)。

こちらの人は業者を使わずに友人同士で引越し作業を行う事が多く、対象階で何かをかませてエレベーターを止めておいたり、重量制限以上の家具類を無理に詰め込んだことから故障が起こりました。

BlogPaint

寝るばかりの状態の日曜日のある夜、私は階下にゴミを捨てに行きました。その日は一日中誰かのお引越しの家具が搬出されていた日でした。

携帯も持たず非常にラフな部屋着でエレベーターに乗り込むと、中には40代くらいの男性が乗っていました。

BlogPaint

挨拶をしてドアが閉まるとエレベーターは降下し始めました。ところが地上階の0階に止まるはずのエレベーターはそのまま地下まで行ってしまいました。

BlogPaint

2人で「あれぇ?」と言い、彼が0階を押すと、なんとエレベーターはウィーンと急上昇を始めました。

言葉が出ずにいたところ、今度はシューッと急降下し始めました。そしてまたウィーンと急上昇し始めました。

恐いなんてものじゃなく手すりにしがみついて、ただただ心の中で(助けて、助けて、助けて)と祈りました。

それからエレベーターはガクンと突然止まりドアが開きました。

BlogPaint

でもそれはきっちり地面についた止まり方ではなく半分のところで止まっていたのでした。はっきりとした階数は覚えていませんが、例えば11階と12階の間というような感じでした。

そこから出られないこともありませんでしたが、もし体を半分乗り出した時にエレベーターが動き出したら挟まってしまいます。

私達は緊急ボタンを押し助けを待つことにしました。

BlogPaint

この時、部屋には息子しかおらず、帰りが遅ければ探しに来てしまい、助け出そうと危険な事をするかもしれないと思い、私は男性に携帯電話を借りて「またエレベーターが止まったんよ。心配ないし先寝といてねー」と連絡しました。

BlogPaint

それから待つこと1時間。男性は「これ以上待てない!」と言い、半分のところに止まったエレベーターから飛び降りて去って行きました。

でも私にはどうしても飛び降りる勇気はなく、助けを待っていたところ、それから更に1時間経った頃にお酒臭いエレベーターの作業員の方がやってきました。

そして「大丈夫ですからここから降りて下さい」と言いました。

BlogPaint

(ひょ~)と、なりながら彼の手を借りて降りましたが怖かったです。

私が降りると作業員の方はドアを手動で閉めて故障中の張り紙を貼ってさっさと帰って行きました。

BlogPaint

部屋に戻ると息子はスヤスヤと眠っていてホッとしましたが、下手な遊園地のアトラクションより恐い体験でした。

人気ブログランキングへクジラの上をクリックして応援して下さればとっても嬉しいです♪あの時、勝手に脱出しても良かったんでしょうかね?エレベーターの担当者は日曜の夜でお酒を飲んでいたんでしょうね。もう覚えていないんですが、一応安全な状態にして飛び降りさせたのかなぁ???