「フランス・死者2万6千人を突破」より続きます。(画像はFrance3、TF1よりお借りしています)

フランス政府が19.74%の株主であるルノーですが、段階的に各地の工場が操業を再開し始めておりました。

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ところが
CGT(フランス労働総同盟)は感染のリスクがあると再開に反対し、4月28日に再開したばかりの北部のサンドゥヴィル(Sandouville)市の工場にて「従業員の衛生上の安全基準が満たされていない」とル・アーブル裁判所に訴えを起こしました。

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そして5月7日ル・アーブル裁判所はそれを認め
サンドゥヴィル市の工場の操業を停止するよう命じました。

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これには他の労働組合であるCFDT(フランス民主労働連合)、FO(労働総同盟・労働者の力)が怒りを示し「馬鹿げた判決だ。CGT
(フランス労働総同盟)の姿勢は無責任で、彼等は働かない為にはなんだってする準備が出来ている」と非難しました。

ルノーは上訴する意向を示しています。

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5月9日(土)フランスのCOVID19感染者は138,854人、死者は24時間で80人増えて26,310人です。入院患者は22,614人(110人減)、内重篤な症状の患者は2,812人(56人減)、退院された人は56,038人(256人増)です。

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外出禁止令が始まった時の1人の感染力は3人か4人でしたが、

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今は0.6人となりました。

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パリを走るメトロでも5月11日の外出解禁に向けて

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着々と準備が進められています。

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また政府は公共の交通機関の利用を避けて自転車通勤することも進めており、自転車の修理や点検に50ユーロ(6000円)援助するそうです。

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最後はマスクの話です。3月18日より8つの刑務所にて介護者や法務省の為のマスクが製作されています。

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希望者140人が動員され1日に7000枚のマスクが作られ、平均時給は5.30ユーロ(636円)だそうです。

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