腹が立つ店員さんの対応 前編」「腹が立つ店員さんの対応 後編」の関連話です。

電気屋さんでデコーダーの再設定をしてもらっている間、私たちは眼鏡屋さんに行ってきました。

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一番の目的は旦那の老眼鏡(←人のことは堂々と書く!)を新調する為でした。

私たちがかけているミチュエル(基礎医療保険を補う任意保険←現在は仕事をしていると会社が掛ける義務がありますので任意とも言えません)は眼鏡と歯に関して大変優れていて、自己負担金は殆どありません。

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昔は毎年眼鏡を作ることが可能でしたが、今は2年毎に規制されました。

フランスはこのように保険でカバーされ自己負担金が少ないため、大変気軽に眼鏡を作ります。従って眼鏡屋さんの数が多く、小さな町の同じ通りに眼鏡屋さんが2軒あるということも珍しくありません。

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競争が激しいので、ベーシックなサービスは「眼鏡を1つ買えば2つ目が1ユーロ(120円)」というものです。

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旦那は今回、2個目に「夜間専用サングラス」が欲しいと言っておりました。加齢により目の水晶体が濁ってしまい濁りに反射した光も目がとらえてしまうため、視界が黄色く眩しくなるそうです(楽天市場の夜間専用サングラスのサイトより抜粋)。

こちらブルターニュは雨が多く、夜間運転する時に対向車のライトが道路にも反射して大変見づらいです。

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老眼鏡を選び終わり、対応してくれた若い男性店員さんが「夜間専用サングラス」を持ってきてくれました。ところが旦那が友人から見せてもらった物よりかなり黄色の色が薄いようでした。旦那が決めかねていたところ、店員さんは

「これを持って帰って一週間試してみて下さい」と言いました。

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喜んで申し出を受けたところ「デポジットを頂きたいので小切手をお持ちですか?」と聞かれました。

フランスはまだまだ小切手社会なのでこう言った時は小切手を置いて行きますが、私たちは持って来ていませんでした。

「持って来ていません。じゃ、これはまた日を改めて貸して頂きます」と言ったところ、彼は一瞬考えて「あっ、じゃあ結構ですのでお持ち帰り下さい。小切手はついでのときにお持ち頂ければ結構です」と言いました。

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私たちはこの言葉を聞いて大変嬉しく思い、電気屋さんに行くまでの道「もうこれからも絶対眼鏡はあそこで作ろうね」と話しました。

客商売とはこういったことなんだと思います。5ユーロ(600円)を手数料として回収した電気屋さんには二度と行かないと思いましたが、40ユーロ(4800円)の眼鏡をデポジットも取らず信頼して貸してくれた眼鏡屋さんにはこれからも他店に浮気すること無く行きます。

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小切手は翌日の午前中に渡しに行きました。

まあ、これも老眼鏡が5万3千円くらいなのでお得意様扱いだったかもしれませんが、「小切手がないなら貸さない」という杓子定規な対応をしなかった男性店員さんが偉いなと思いました。

またそういった判断を社員に任せている店長さんも商売上手な人だと思いました(電気屋さんの2代目ちょっとは見習いなさーい!)。

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