海外に暮らしていると何かの機会に少し日本を知っている外国人から「イルカの虐殺、捕鯨、マグロの乱獲」について意見を聞かれることがあります。

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また英語やフランス語を習っている時にクラスの話題によく上がったのは「死刑制度についてどう思うか」という事でした。

私はカナダとフランスで暮らし、どちらも死刑廃止国ですので死刑制度の存在国としての意見が求められて、普段は大多数の方について「私もそう思います」で逃げていたので、この話題は非常に面倒でした。

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私の旦那は死刑制度の復活を望んでいます。フランスで死刑が廃止されたのは1981年ですが、
昨今のフランスでは死刑制度の復活を望む人は国民の半数を超えています。
私自身も「人の命を奪ったのなら自分の命で償わせる方法は有り」だと思っています。

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日曜日にテレビで刑務所内のルポルタージュをやっていて、旦那と一緒に見ていました。

終身刑の人達何名かが顔出しで取材を受けていて、刑務所内の生活の様子が映し出されていました。

各部屋にテレビがあり、簡単なキッチンセットがあり、自分で食事を作っている人もいました。希望者は仕事をして、スポーツジム部屋もありました。

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囚人Aは両親が離婚後それぞれ再婚、自分自身の生活が荒れて非行に走り、ついには父親を殺害してしまいました。

囚人Bは少年時代から窃盗を繰り返し、遂に窃盗先で武器を持って抵抗されたので店主を殺害してしまいました。

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囚人Aは40年間収容されている間に配偶者を持ち、子供が3人います。フランスでは泊りがけの面会が許可されており、彼のように刑務所にいながら家庭を持つことも可能です。

囚人Bは刑務所を出たり入ったりを繰り返し、最初のうちは刑吏官に対しても反抗的な態度をとっていたそうですが、ある時急に自分がいかに愚かであったかを悟ったと言います。

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2人とも真面目に仕事をして、終身刑と言えど囚人Bに釈放の日が近づきました。彼は社会に出る前に特別な棟に移り、家電に囲まれた普通の生活の疑似体験をしていました。

そんな様子を見て旦那はすっかり感動していて「人生をやり直すのに遅いことは無いんだ。こうやって更生の機会を与えて、社会の一員として認めてあげると立ち直ることができるんだ」と言いました。

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それを聞いて私は、彼は死刑制度の復活を希望していても、根本は死刑制度が廃止された国で育った人なんだと思いました。

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日本だったら「じゃぁ、殺されてしまった店主はどうなるの?その家族の感情は?」となると思うんです。それより以前に顔出しのルポルタージュなんてあり得ないかもしれませんね。

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