2月4日フランス国鉄SNCFの工事現場から第二次世界大戦下で投下された爆弾の不発弾が発見されました。(画像は全てTF1からお借りしています。)

場所はパリ18区、ポルト ドゥ ラ シャペル(porte de la chapelle)で、

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高速道路(A1)、パリ環状道路(ペリフェリック)、線路に近いところでした。

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1944年、イルドフランス(パリを中心とした地域圏)地域に投下された爆弾は2000発以上で、今回不発弾が発見されたところには集中して投下されました。

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爆弾処理班による安全化処理は上手くいかず、2月17日日曜日不発弾の爆破が行われることになりました。

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爆弾の重さは500キロ、元あった場所から200メートル離れたところに処理豪を掘り
ライナープレートを構築してその中に爆弾を移動させました。

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爆破当日は交通規制が敷かれ、朝の7時から14時まで高速道路やパリ環状道路は閉鎖。

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9時から15時までRER等のパリ郊外電車が運休(空港に向かう観光客はこのことを知っていただろうか。。。)。
国際線のユーロスター、タリス、TGVの運行にも影響が出ました。

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また万が一に備え避難対象エリアのパリ側の住人1500人、隣接するサンドニ市側の住人300人が、朝の6時から8時半までの間に体育館等に移動しました。

そして13時10分、無事に爆破。

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爆弾は75年の月日を経て安全に爆発したのでした。

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SNCFの工事はまだ続いており、インタビューを受けた住民が「これ以上不発弾が出なければいいけれど」と不安な顔をして話していました。

無事に終わって良かったです。そしてもう不発弾はありません様に。。。

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