セクハラ #Me too(前編)から続きます。
(前編はこちら←クリックで記事に飛びます。)

セクハラはお客さんばかりではありませんでした。その当時とても評判が悪いバス会社があり、自分の行程表をもらった時にその名前を見ると憂鬱でした。

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その時の行き先は北陸のK温泉でした。小太りの体格がいい40代くらいの運転手さんが、ずっと卑猥な話ばかりしてきましたが、バスの運転手さんと仲が悪くなるのは得策ではないので、ずっと我慢していました。20代前半のバスガイドさんは慣れているのか上手く話を合わせていました。

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「あんた彼氏いるんか?」と聞かれた時、「いいえ。」と答えました。運転手さんがガイドさんを指して「こいつ最近彼氏出来てん。会うたびにやっとんねんで。」と言って彼女に絡んでいるのを見て、この時は「いいえ。」の回答であっていたんだと思っていました。

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添乗員部屋というのは、ホテルによってはとても酷い部屋があてがわれることがあります。窓が無い部屋で障子を開けたら壁というのは結構ありましたし、北海道は宴会が終わった後の宴会場に、ずらっと布団が敷かれて添乗員全員ごろ寝でした。

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でもその時にあてがわれた部屋は、本館でも新館でも別館でもなく、恐らくは旧従業員部屋でした。本館から思いっきり離れたところにあり、誰も通らない暗い廊下を歩いたところに共同の洗面所があり、奥に部屋が5部屋くらいありました。勿論部屋にはトイレも無く、部屋の鍵は円筒錠でした。今はあまり見なくなりましたが、別名ボタン錠と言われ、突起している内側のボタンを押して閉める防犯レベルの非常に低い鍵です。

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さて宴会が終わり、お風呂に入ったあと部屋に戻ろうとしたところ、丁度洗面所で歯磨きをしているバスの運転手さんに会いました。「お疲れさまでした。」と言って後ろを通るときに、「後で部屋行くしな。」と言われました。(へ?)と思いましたが(冗談よね。)と思い、聞こえなかった振りをして急いで部屋に入りました。

そして部屋で清算したり報告書を書いた後、電気を消して布団に入りました。するとそのタイミングを待っていたかのように突然、トントントンとノックの音が聞こえ、続いてドアノブをガシャガシャと回す音がしました。

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この時は私もまだ20代です。怖くて怖くて布団の中で固まっていました。(もし、あのドアノブが壊れて開いたらどうしょう。助けを呼んだらあのガイドさんは来てくれるだろうか?いや、来ないに違いない。フロントに今のうちに電話をしたらいいだろうか?でも旅行会社の人間がこんなことでフロントを呼びつけてもいいのだろうか?)


間をあけて、何度もドアノブをガシャガシャ回す音がしました。どれくらいの時間それが続いたのかわかりません。ただ私にはとても長く感じられました。やがて止んだ後も怖くて眠れませんでした。

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次の日は口をきかない運転手さんと何とか大阪に帰ってきましたが、(私仕事を一所懸命にしているだけなのに)とやはり情けない思いでいっぱいでした。

ただ勤務していた会社の担当者は理解を示して下さり、後日バス会社の担当者が謝罪に来てくださったり、ホテルにも添乗員の部屋をきっちりと確保してくれるよう話してくれました。

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長くなりましたがそんな私のMe too(ミーツー/私も)体験でした。

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