クリスマスマーケットで甘いメープルシロップの飴をなめて以来、心は時々カナダに飛んでいます。

私は1年と2か月くらいカナダのケベック州、モントリオール市に住んでいたことがあります。

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大学を卒業して商社に勤めて3年、会社から帰るのは終電、土曜日は半ドンでしたが、そのまま居残って仕事をしていました。女子社員には「朝のお茶くみ、机拭き当番」もあり、会社の守衛さんに「もう、戻って来たんか?」と言われる始末でした。日曜日は疲れてしまって、起きると夕方の4時を過ぎていることもしばしばでした。

そんな私に母が、「若い時は二度とやって来ないのよ、勿体ないわ。このままじゃ身体を壊しちゃうわよ。」と言いました。(両親に感謝です!)

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職場の上司を尊敬(まっ、嫌な人もいましたが、それはどこでも同じですよね。)していましたし、仕事が大好きでした。でも、営業アシスタントとしてではなく、いつか自分の言葉で直接相手と話して仕事ができるようになれたらいいなと思っていました。

それならここで一旦仕事を辞めて、大学で学んだ英語をもっと磨こうと思いました。

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留学先を決める時に、「どうせなら」と思ったことが一つありました。
その頃の私はモータースポーツのフォーミュラ1が大好きで、アイルトン セナ選手の大ファンでした。でも当時は(今もですか???)大変な人気で、鈴鹿サーキットの観戦チケットを手にすることはできませんでした。

なので(なんとか試合を目の前で観て見たい。)という気持ちから、F1サーキットに近い学校を探すことにしたのでした(本当に勉強する気があったのか?)。
そして決めたのが、「地下鉄で行けるサーキット」と書いてあったジル ビルヌーヴ サーキットがあるカナダのケベック州、モントリオール市でした。

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ガイドブックには「モントリオールはカナダにありながらフランス語圏で、街中でもフランス語が聞こえます。。。」と書いてありました。これを読んで私は、「カナダは英語圏だし、『フランス語が聞こえる。』って言っても、フランス語を話す人も中にはいる。」ということだろうと理解しました。

そして、ニューヨーク市を経由してモントリオール市に入った私は、衝撃を受けたのでした。
(えっ、フランス語が聞こえる程度ですって???)

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町の看板も、道行く人達の話す言葉もフランス語でした。。。
それでも翌日、ジル ビルヌーヴ サーキットに行き、まずはF1グランプリカナダ戦のチケットを入手したのでした(←お馬鹿
)。でもこのチケットが、後に襲ってきたホームシックから逃げ出さずモントリオール市に残る砦となったのでした。

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続きます。

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