パン屋さんに行った旦那が、

「今日、並んでたらさ、おばあちゃんが店主に『12月24日にガチョウを一羽焼いてくれないかい?』って聞いたんだよ。」
「えっ、何、それって冗談?」と聞くと、
「いやいや、店主がね、『ガチョウはオーブンの高さがちょっと無理だね、鶏ならいいんだけど。』って。」

親戚同士のお祝い事などで集まる時、「メインの料理が鶏1羽では足りない、でも2羽や3羽は家のオーブンに入らない。」なんて時にパン屋さんに頼むのだそうです。

ガチョウのことを聞いていたおばあちゃんは、隣町のパン屋なら薪を使うかまどだから大丈夫だと、誰かに聞いて出て行かれたそうです。

旦那に「臭いとか大丈夫なのかしら~。パンに臭いつかないのかなぁ?」と言うと、
「大丈夫だよ、洗うんだし。それに共同のパン焼きかまどのところだって、みんなお肉焼いているよ。」と言いました。

「共同のパン焼きかまど」とは、こんなところです。今はパンじゃなくて、お肉とかピザを焼いているようです。

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昔は各農場に一つあったそうで、実は我が家にもあったのですが、前の所有者が壊してしまいました。

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私たちが住んでいる町にはfeu à pain(パン焼きかまど)は27個残っていて、所有者は決まっているのですが、予め頼めば、鶏などを焼いてもらえます。

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12月に入ると益々ノエル(クリスマス)一色になります。家の近くでは、朝早くからサパン(クリスマスツリー)が切られていました。

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さて、パン焼きかまど、忙しくなりそうですね。

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