私が景色の中で「あぁ、日本に帰って来たなぁ。」と思うのは、京都タワーを見た時だったりします。

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1964年、東海道新幹線が開通、オリンピック東京大会が開催された年の12月25日にタワービルが全館竣工、その3日後の12月28日にタワー展望台が開業しました。展望台は地上100メートルのところにあり、台座のタワービルを含めると高さは131メートルあります。

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学生時代にアルバイトでバスガイドをしていた時、京都駅を出発して、京都駅に帰ってきていました。また、添乗員時代、関西空港から「はるか」で京都駅に帰ってきていました。私にとって京都タワーは旅の終わりの象徴であり、ここちよい疲労の中に広がる満足感と泣きたくなるような安心感をもたらすものでもありました。

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京都駅はすっかり変わってしまいましたが、京都タワーの優美な姿は変わらず、夜になるとその白さに透明感が加わります。灯台をイメージされているそうですが、私にはロウソクに見えます。しっかりと道をしめす灯台ではなく、柔らかく温かな炎で包み込んでくれるロウソクです。帰って来れて良かったぁ。。。

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息子が着いた日の夜に台風がやって来て、三条大橋の下を流れる鴨川が増水していました。普段の鴨川はこんな風です。

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「ママが若いころには川岸に彼氏と座っていたのよ~。」(いや、実際は母親と座っていた方が多いのだけれど見栄をはっておこう。。。)

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日本に滞在中は四条に良く行っていたのですが、ハロウィンの夜、橋から川を見ていた息子が、「ねぇ、ママ、ママ、見て、見て、馬がいる!」と言いました。

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夜、日が落ちてからだったので写真が撮れなかったのですが、川岸には、カップル、カップル、カップルと続き、その横に等間隔を開けて、「馬」が座っていました。ハロウィンの仮装だったのでしょうが、一人きり(一頭きり?)でちょこんと座っているのが可笑しくて、二人でしばらく笑い転げました。

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川岸に腰を下ろしてボ~っとしたかったのですが、今の私たちは観光客、息子に急かされ思い出に浸る間もなく歩き続けました。。。(さらば青春の日々よ。)

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京都滞在続きます。

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