まだ日本ですよ。 : ソワレが要らないフランス暮らし

フランスに行くのならソワレ（イブニングドレス）が必要？　いえいえ、ここは長靴がいるんですよ。。。ぼーっとしたフランス人の旦那と倍速で動く息子と可愛いにゃんこ達との日常をフランス西部ブルターニュ地方からお送り致します。

ばびゅ～んとやってきました所は、

能登半島です。石川県珠洲市全域で9月3日から10月22日まで開催されています「奥能登国際芸術祭」を毎日見て回っています。

私の両親はリタイヤ後、京都から奥能登に移り住んでいます。今回父親が私の為にガイドブックと作品鑑賞パスポートを購入しておいてくれました。

「さいはての地で、最先端の美術に出会う芸術祭」ということで11の国と地域から39組のアーティストが参加して、地域住民、サポーターと協働して作り上げた作品が、海岸、浜辺、山の斜面、廃校になった学校、保育園、住む人がいなくなった古民家、廃館になった映画館、廃業した銭湯、空き店舗、廃線になった駅などに展示されています。

まずはこちら。

見附島（軍艦島）です。ちょ～っと（？）昔のコマーシャルをご存知でしょうか？1980年松田聖子さんがグリコのポッキーの宣伝で歩かれていましたねぇ～。聖子さんはサンダルを両手に裸足で歩いておられましたが、私はスニーカーで小鹿のように岩から岩を跳んで渡りました。。。とブログには書いておきましょう。(*￣∇￣*)ｴﾍﾍ

中国のアーティスト、リュウ　ジャンファさんが作られた作品がこちら。
「Drifting Landscape」漂流風景

中国や朝鮮半島の文化の影響を受けた珠洲焼と中国の景徳鎮の陶器を海岸沿いに配置し、あたかも浜に流れ着いたかのように見せています。（ガイドブックより抜粋）

靴も両足揃って流れ着いたようですね。(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ
今日はもう一つ、御紹介しましょう。

2005年（平成17年）能登線の廃止により廃駅となりました。そこに、

韓国のアーティスト、ギムホンソックさんによる「善でも悪でもないキオスク」という作品が展示されていました。プラットフォームにあるキオスクという見慣れた組み合わせと、そこにある違和感を表現されているそうです。（ガイドブックより抜粋）ハングル語の絵本や、ご自分の作品集が展示されていました。

この奥能登芸術祭ですが、3万5千人の来場者を目標とされていましたが、現時点で5万人を超え、来週の最終日までに6万人なるのではないかと言われています。