現在フランスはCOVID19の感染者がピークに向かって爆発的に増えている状況です。でもこんな状態になるまでそれほど時間はかかりませんでした。
僭越ながら自分のブログを振り返って紹介させて頂きたいと思います。まずは1月31日武漢に向けて武漢に滞在されている方々を迎えに行ったニュースです。
後にこの時にフランス人を迎えに行った空軍の基地があったオワーズ県で集団感染が起こりました。まずそこで2月25日に最初の死者。
2月26日この時はまだフランス中で行われていたカーニバルが中止になり不満をもらす人たちが多くいました。人々は「サッカーの試合が行われるのにカーニバルが中止になるのか」という公平か不公平という話をしていました。
この時イタリアでは爆発的にCOVID19の感染者が出ていましたがフランス人は全くの対岸の火事でした。
そしてオワーズ県を封鎖。
3月1日死者はまだ3人。イタリア旅行に行かれた人からじわりじわりと感染が始まる一方、北部では狂気の沙汰のカーニバルが開かれていました。
そして3月4日東部で開かれた宗教の集会が引き金になり感染者が増えていきます。(でもこの時点で東部の感染者は24人)
3月6日この宗教の集会がフランス全土に感染者を散りばめ感染者423人、死者7人となりました。
3月9日フランスはイタリアがとった封鎖措置を批判。あくまで感染者を治療する方針でフランスには医療体制が整い十分な集中治療室が存在すると強調。
3月9日1000人以上の集会を禁止。感染者1412人、死者25人。
3月10日政府は「フランスは年間600万人がインフルエンザに感染し、8100人が亡くなっています。インフルエンザに比べればCOVID19は33人しか亡くなっていません」とのこと。
3月13日、ドイツがフランスとの国境を封鎖しましたが、フランスは国境を封鎖しないと話し、100人以上の集会を禁止。
3月14日最高警戒レベルに上がり、レストラン・カフェ等が閉鎖。感染者4500人、死者91人。
3月16日マクロン大統領より17日からの外出禁止令が言い渡されました。同時に国境の封鎖。
3月24日感染者は22,300人、死者1100人。外出禁止令を軽く考える人が多くルールが益々厳しくなっていきました。
3月27日外出禁止期間が4月15日まで延長。コロナウイルス検査を実施することを発表。フランス東部の医療崩壊。感染者32,964人、死者1995人。
そして3月30日イル・ド・フランス(パリ地域圏)で医療現場が危機を迎えている状態。感染者44,550人(内重篤な症状の患者は5107人)、死者3024人です。
2月25日の最初の死者から3月30日までの死者3024人まで約1ヵ月です。3月14日までは91人でした。2週間強の間に死者が33倍になったのです。
しかもこの数字は病院の統計で家や老人ホームで亡くなった人の数はカウントされていません。
これで言えることは集団感染が起こってしまったら医療崩壊するということです。少しずつの人数が感染して治療していくことは可能ですが、一箇所で多数の患者が同時期に発生してしまった場合は無理です。
感染のスピードを弱めるには人の動きを止めるしかありません。
同じ様なことが日本で起こって欲しくありません。今は対岸の火事というより現在ヨーロッパで起こっていることが宇宙の片隅で起こっているように感じられると思います。
私達も中国やイタリアで起こっていた時には自分たちの国がそうなるとは微塵も思っておりませんでした。
政府の判断を待たず、皆が少しずつ外出を控えることで感染のスピードが落とせます。
無症状感染者が自分でも知らずに菌をばらまいて大切な人を感染させてしまうかもしれません。
「私が自粛して外出しないのに、あの人は外出をして不公平だ」とかそんな考えをせず、自分のほんの少しの我慢が感染を広げない大事な役割を担っているのだと思って下さい。
生意気でごめんなさい。でも私の大切な人達が住む日本が同じ状況には絶対になってほしくありません。皆さんどうかお気をつけて!

人気ブログランキングへ四つ葉のクローバーの上をクリックして応援して下さればとっても嬉しいです!でもインフルエンザの死者8100人までいっていないところがすごい。。。
僭越ながら自分のブログを振り返って紹介させて頂きたいと思います。まずは1月31日武漢に向けて武漢に滞在されている方々を迎えに行ったニュースです。
後にこの時にフランス人を迎えに行った空軍の基地があったオワーズ県で集団感染が起こりました。まずそこで2月25日に最初の死者。
2月26日この時はまだフランス中で行われていたカーニバルが中止になり不満をもらす人たちが多くいました。人々は「サッカーの試合が行われるのにカーニバルが中止になるのか」という公平か不公平という話をしていました。
この時イタリアでは爆発的にCOVID19の感染者が出ていましたがフランス人は全くの対岸の火事でした。
そしてオワーズ県を封鎖。
3月1日死者はまだ3人。イタリア旅行に行かれた人からじわりじわりと感染が始まる一方、北部では狂気の沙汰のカーニバルが開かれていました。
そして3月4日東部で開かれた宗教の集会が引き金になり感染者が増えていきます。(でもこの時点で東部の感染者は24人)
3月6日この宗教の集会がフランス全土に感染者を散りばめ感染者423人、死者7人となりました。
3月9日フランスはイタリアがとった封鎖措置を批判。あくまで感染者を治療する方針でフランスには医療体制が整い十分な集中治療室が存在すると強調。
3月9日1000人以上の集会を禁止。感染者1412人、死者25人。
3月10日政府は「フランスは年間600万人がインフルエンザに感染し、8100人が亡くなっています。インフルエンザに比べればCOVID19は33人しか亡くなっていません」とのこと。
3月13日、ドイツがフランスとの国境を封鎖しましたが、フランスは国境を封鎖しないと話し、100人以上の集会を禁止。
3月14日最高警戒レベルに上がり、レストラン・カフェ等が閉鎖。感染者4500人、死者91人。
3月16日マクロン大統領より17日からの外出禁止令が言い渡されました。同時に国境の封鎖。
3月24日感染者は22,300人、死者1100人。外出禁止令を軽く考える人が多くルールが益々厳しくなっていきました。
3月27日外出禁止期間が4月15日まで延長。コロナウイルス検査を実施することを発表。フランス東部の医療崩壊。感染者32,964人、死者1995人。
そして3月30日イル・ド・フランス(パリ地域圏)で医療現場が危機を迎えている状態。感染者44,550人(内重篤な症状の患者は5107人)、死者3024人です。
2月25日の最初の死者から3月30日までの死者3024人まで約1ヵ月です。3月14日までは91人でした。2週間強の間に死者が33倍になったのです。
しかもこの数字は病院の統計で家や老人ホームで亡くなった人の数はカウントされていません。
これで言えることは集団感染が起こってしまったら医療崩壊するということです。少しずつの人数が感染して治療していくことは可能ですが、一箇所で多数の患者が同時期に発生してしまった場合は無理です。
感染のスピードを弱めるには人の動きを止めるしかありません。
同じ様なことが日本で起こって欲しくありません。今は対岸の火事というより現在ヨーロッパで起こっていることが宇宙の片隅で起こっているように感じられると思います。
私達も中国やイタリアで起こっていた時には自分たちの国がそうなるとは微塵も思っておりませんでした。
政府の判断を待たず、皆が少しずつ外出を控えることで感染のスピードが落とせます。
無症状感染者が自分でも知らずに菌をばらまいて大切な人を感染させてしまうかもしれません。
「私が自粛して外出しないのに、あの人は外出をして不公平だ」とかそんな考えをせず、自分のほんの少しの我慢が感染を広げない大事な役割を担っているのだと思って下さい。
生意気でごめんなさい。でも私の大切な人達が住む日本が同じ状況には絶対になってほしくありません。皆さんどうかお気をつけて!

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