テレビのニュースを見ていたら、「保険屋さんに見放された家」の話をしていました。

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フランスの西部ロワールアトランティック県の、とある町に住んでいる定年退職したご夫婦の家は、まっすぐな道路が緩やかに曲がったところにあります。でも道路に沿わずにそのまままっすぐに家に突っ込んだ車が、なんと3年間に3台もあったそうです。

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家の窓から見たら、車がまっすぐ家の中に向かってくるように見えます。

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最初の事故は2013年で、初心者マークをつけた車が家の壁に飛びつきました。それから数ヵ月後に今度は居眠り運転の若い女の子の車が家の中にまで入ってきました。

そして2016年秋には若い男の子がスピードの出しすぎでカーブが曲がりきれず家に突っ込み、残念ながら命を落としてしまいました。

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毎回保険会社からは20,000ユーロ(246万円)以上出ていたそうです。

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ところが、7月の頭に、保険会社から通知がきました。

「頻繁に起こる自動車による異常な損害により、我々はあなたとの契約を終わらせて頂く事を決定いたしました。」

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ご夫婦は「どうして?道路の側に家があることは私達の責任なの?」と疑問をなげかけておられます。

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この道路は町を突っ切る道路で、一日の交通量は7000台から8000台だそうです。

まず、以下の標識が立てられました。
「まだ、ぺしゃんこになりたい奴がいるのかい?さあ、もっとアクセルを踏みなよ!」

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そして制限速度が50km/hに設定されました。あとは、ロワールアトランティック県にスピードを弱める為の対策、例えば円形交差点の設置やスピードバンプ(道路を凸型に舗装してスピードを抑制する)の設置(フランスではドダンdos d'anesと言います。)などの措置をとることが求められています。

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ご夫婦は今保険会社を必至に探しておられるそうです。。。
 

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