私達の息子は競技自転車をしています。

先週の金曜日は「優勝者達のソワレ(パーティー)」に招待されました。

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自転車の補助輪を外したのは彼がまだ2歳の時でした。それ以来ずっとペダルをこぎ続けています。

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13歳でイルドフランス地方の県大会で優勝したのを皮切りに数々の戦績を残してきた息子は自転車セクションがあるリセ(高校)に進み、イルエビレーヌ県の強化選手として練習を続けました。

そしてピストの元オリンピックチャンピオンの目に留まったのが15歳の時でした。

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「真珠を見つけた!この子は将来オリンピックチャンピオンになりますよ!」と言われブルターニュ自転車協会からは強化合宿の招待状がきました。

私達親は全くスポーツをしていません。舞い上がったのが旦那でした。いつの間にか息子に過度のプレッシャーを与えてしまい、一昨年息子の口から「自転車をやめたい。」という言葉が出ました。

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その時にコーチに言われたのが、「あなた方のような(競技スポーツをしていない)親からアスリートが出ると往々にして選手を潰してしまう。」ということでした。

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息子はコーチの説得で自転車に戻り、今年の2月にシーズンに入った時は「今年は僕本気でがんばるから。」と言っていたのに4月にはまた「自転車をやめる。」と言いました。

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そんな時にピストのイルエビレーヌ県のチャンピオン大会があり息子は優勝しました。私達はこれで彼は自転車を続けるだろうとホッとしたのですが、息子は「いい思い出を最後に、これでやめたい。」と言ったのでした。

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結局は2ヵ月後にルートの試合に復帰したのですが、以前のようなトップ集団の中で颯爽と走る彼の姿はありませんでした。

3年前に息子はルートのフランスカップで団体優勝したのですが、その時の6人のメンバーのうち3人は現在世界大会クラスなのです。

アスリートの親って子供にどんな風に接するのでしょうね。

金曜日にソワレに出た息子はまたその気になったのか、2月の末に始まるルートに向けて今日から練習を再開しました。

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「最初の5kmが身体が重くてしんどかったわ~。」とニコニコしながら帰ってきました。

息子の性格もアスリート向きではないし、「楽しく走ってくれればそれでいいか~。」という私もアスリートの親向きではなさそうです。

来年また「やめる~。」って言うのは勘弁してよね。

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