フランス・大統領へのインタビュー・マスクの義務付け、若者の優先雇用」より続きます。(画像はFrance 3、TF1よりお借りしています)

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7月14日(火)パリ祭の夜23時半、

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パリ郊外イル・ド・フランス(パリ地域圏)エタンプ(ETAMPES)市で「車両が燃えている」という連絡を受けたポンピエ(消防士・救急救命士)が現場に駆け付け、

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2人が消火活動に入った時、その内の一人(49歳・男性)がふくらはぎに
銃弾を受け負傷しました。自動小銃による待ち伏せ攻撃でしたが犯人は捕まっていません。

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実はセンシティブ地区におけるポンピエへのこういった行為は年々増加していて、攻撃を受けたポンピエは2017年に2813人でしたが、2018年には21%増えて3411人となっています。

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センシティブ地区では13日から14日にかけて個人で花火をアパートに向けて発射させる行為があり、

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放火、火災が起きています。

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フランスには以前Le Juge  de proximité(地元の裁判官)という制度があり、4000ユーロ(48万円)以下の民事紛争を審判する人がいました。特別な資格が無い人が行うもので2003年から2017年まで行われていましたが、この制度を2021年より復活させ、こういったセンシティブ地区等で起こる小さな揉め事に介入させようという考えが発表されました(えっ、大丈夫なの?)。

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さて昨日パリ祭のセレモニーが終わったマクロン大統領夫妻は、散歩がてら徒歩でエリゼ宮に向かわれていましたが、チュイルリー公園でジレ・ジョーヌ一派に囲まれました。

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「マクロン辞任しろ!」と近寄って来ましたがボディガードが遮り、ボディガード越しに対話をした彼等は大きな騒動になることなく引き下がりました。

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また本日政府より発表されたのは奨学金を受けて高等教育を受ける学生に対しての食事を1ユーロ(120円)で提供するという事と、今年の学校入学補助金を低賃金所得者に例年より100ユーロ(12,000円)多く支給することでした。

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さて夏のヴァカンスが始まり、今まで感染者が殆どいなかったフランス西部に感染者が増えてきています。この数値は1人が何人に感染させるかを示しており、1.52(危険数値)になったペイ・ド・ラ・ロワール地方マイエンヌ県では本日から閉鎖された公共場所でのマスクを義務付けしました。

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一方本日からユーロディズニーランドが再オープンしました。要予約です。

追記:以前記事にしたポンピエ襲撃事件↓


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