フランス・フィリップ首相の進退とコロナ現状」より続きます。(画像はFrance 3、BFMTV、TF1よりお借りしています)

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7月3日(金)エドゥアール・フィリップ首相(49歳)は辞表を提出、大統領に受理されました。

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3年前首相に就任して以来、

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燃料税の値上げを発端に始まったジレ・ジョーヌ騒動

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年金改革に伴う騒動

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そして今回のコロナ騒動、

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彼の真摯な態度は国民の信頼を得、支持率は43%と、マクロン大統領の35%を大きく上回るようになりました。

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あまりにも影響力を持つようになった首相と大統領の間には不協和音が生じ、国民の57%が首相の継続を願いましたが、彼は「新しい道」を切り開く目標を掲げた大統領の元を去ることになりました。

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1145日に渡る首相職の後、今後はフランス北部ル・アーブル市の市長職につくものと思われますが、2022年の大統領選に戻って来ることを予想する人もいます。

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新しく首相に任命されたのはジャン・カステックス氏(55歳)です。

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フランス南部ピレネー・オリエンタル県のプラード市で2008年より市長職に就いており、

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2011年ー2012年、サルコジ大統領下で副事務総長を務めました。

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またこの度のコロナ騒動で、政府の担当長官として外出制限解除を担当しており「ムッシュ・デコンフィンモン le monsieur déconfinement」と呼ばれていました。

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この外出制限解除の指揮能力が高く買われたとみられています。

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控えめな社会主義者、地元プラード市(人口6000人)では第一ラウンド(得票率76%)で市長に当選しており、絶対的な支持を受けている人です。

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新たな内閣が発表されるまでフィリップ元首相が指揮をとります。

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